人法地　地法天　天法道　道法自然

​『人は大地を模範とし、大地は天を、天は道を模範とし、道は自ずからあるべき姿に従う』という老子の言葉から講座が始まります。

　現代に生きる私たちは、後天（産声を上げた後）の情報があまりにも多く。この言葉を理解するために考えを巡らせます。

　「人」を「花」にたとえてみましょう。野に咲く花は、大地に根を張り、芽を出し、太陽のエネルギーをいただき、自然のままに命を養い繋げていきます。あれこれ考えるまでもなくこの言葉を理解して実践しいるのです。

　老子の言うように、人は大地を手本とし、大地は天を、天は道を…そうして遡っていくと、全ては「万物の根源」に行きつきます。

　人も花も同じです。

　人もまた天地自然・森羅万象の一部であり、特別の存在などではありません。

　元極学は、天地自然と人の本質を極めようとする知行一致の実践的学問です。

また、静功・動功などの元極功法の修煉を通じて、天地自然の理、森羅万象の根源など…

そのすべてが自身と同じもの（同源）であることを理解し、実感できるようになります。

​難しくはありません。全ては、先天（胎児以前）時代に皆さまに備わっているものす。